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2001年2月12日、講演のため稚内へ向いました。連休と札幌雪祭の最終日だったせいか、2両増結されたスーパー宗谷3号は超満員です。
10時過ぎ南稚内で下車、吹雪模様で,翌日の好天は期待できません。 前年も同時期に講演に来て、抜海港でゴマフアザラシを見ました。その時は3倍ズームのデジカメでしたが、今年は何と10倍ズームのデジカメを持参しています。ひそかに期するところがあったのです。 2月13日、曇り空に雪が時々舞い、強風が吹いて寒い(最高気温予測が-10℃)日でした。案内してくれるMさんと相談の上、一応抜海港へ行くことにしました。抜海は稚内市外から15km位南方の日本海側の 港のある町です。晴れた日は対岸の利尻富士が奇麗に見えます。サロベツ原野に近いので、この周辺は春夏は花の名所でもあります。 途中の海岸は結構地吹雪が強く、時々視界がとても悪くなります。抜海が見えるところまで来ると、目的地は晴れています。早速港へ行くと、タイトル写真のように、港内は氷がはっています。船で氷を割っていた人に尋ねると、アザラシが今いる方を教えてくれました。港内の北側です。 抜海漁港とゴマフアザラシ
ゴマフアザラシの群(2001年2月13日) 水面の黒い点はアザラシの頭です。 港の奥まで車で入れますから、とても便利です。この日は、寒くて天気も悪いせいか、重装備に三脚を据えたカメラマンが一人いただけでした。私は講演の前ですから、ネクタイに短靴です。声をかけたけど、完全に無視されました。 写真は港の一番奥のほうの群の一部です。今年は港内の工事もあって例年より、アザラシが少ないと報じられていましたが、目の前には30〜40頭はいたと思います。
稚内観光協会ホームページ
11月から4月にかけて多いとき200頭ほどのゴマフアザラシを見ることができるそうです。稚内観光トピックスにゴマフアザラシの関連の説明もあります。 2003年11月から「ゴマフアザラシ観察所」がオープンしました。
これは近くの防波堤のアザラシ。 水の中から顔だけ出しているのもいます。 アザラシについて詳しくアザラシがアシカ(オットセイやトドなど)と違う点は、耳たぶがなく、手がヒレ状なため地上(氷上)をイモムシのように這う点だそうです。面白いのは鼻の穴は閉じているのが普通で、力を入れないと開かない点で、潜りに特化していますね。北海道に一年中いるのが、ゼニガタアザラシで、襟裳岬が有名です。道東に合計でも500匹位しかいないようです。襟裳岬では自分でビデオカメラを操作して、テレビ画面で探すことが出来ます。 ゴマフアザラシは冬だけ繁殖のため北海道へ来ます。子供は3週間位は真っ白な産毛に覆われています。お母さんアザラシが氷の上に子供だけ残して漁に行くので、保護色になっている訳です。 ただし、道東の風連湖と野付湾には夏でもゴマフアザラシがいるそうですが、船からでないと見れないようです。 成獣で、尻尾も含めると160cm位の身長で、体重は100kg位あるようです。冷たい海でも平気なのは、皮下脂肪が発達しているからで、そのためたくさんの魚を食べ、漁業被害を起こしています。狩猟規制の対象外なのですが、今は鉄砲で撃つ人はいません。 オホーツク海側の流氷観光でも見れますが、動いている船から見るより、対岸をじっくり観察する方が楽しいいと思います。 海獣は豊かな海の象徴です。これからも人間と共生出来ると良いですね。
[リンク確認、レイアウト改訂:2002年1月30日、再改定:2004年1月5日
リンク改訂:2005年9月7日] |