網走川河畔・呼人の福寿草

最後の流氷  春を呼ぶ花・福寿草は家庭の庭でもよく栽培されていますが、もともとは野生の花です。
 しかし野生の福寿草は、林の中や山の斜面に咲いて、そんなに簡単には見れないものと思っていました。
 2001年4月上旬、北見網走方面へ仕事で行った時、協会の旭川出張所のI先生が、吃驚するような話をしてくれました。ここ10年以上、網走湖畔の呼人付近の線路脇に、福寿草がタンポポのように群生していると、いうのです。
 4月10日、網走港には上の写真のように、最後の流氷が漂っていました。この日の午後、国道39号線を通って、女満別、美幌へ行きます。

道路わき斜面の福寿草の群落
道路わき斜面の福寿草の群落(2001年4月10日)

網走川と網走湖

 網走川は網走市街地は川ですが、その上流は太く膨らんでいて、女満別付近までは池になっています。これが網走湖で、冬の氷上のワカサギ釣り、春の水芭蕉の群生地、水鳥の宝庫として有名です。湿生植物群落は天然記念物指定されています。
 湖の東岸を国道39号線とJR石北本線が走っています。
 網走湖は、網走川を通じてオホーツク海と結ばれているため、湖の干満により海水と河川水が混ざり合う「汽水湖」です。流入した海水は湖の地形と比重の違いによって、湖の底に沈み上層の淡水層と下層の塩水層とは混じり合うことのない二層構造を形成し、下層の塩水層は、流入した汚濁物質を細菌等が分解する時に酸素を消費するために、無酸素状態になっている、ユニークな湖です。

網走川・河畔の福寿草の群生

福寿草の群生
福寿草の群生。遠くから見るとタンポポのようです。
 2001年4月10日の午後2時過ぎ、網走市内を健診バスで出発。網走川に沿って女満別へ向かいます。晴れた暖かい日でした。網走市街地を過ぎると、右に網走川、左に石北線の線路があります。初めはチラホラ黄色い花が咲いています。市街地に近いほうは盗掘でもあるのだろうか、と話し合いました。
 呼人近くへ来ると、タンポポのように群生しています。北海道はまだフキノトウが芽を出したところで、タンポポは全く咲いていません。線路と国道の間はまだ葉の無い短い木があるだけで、地面まで日がよく届きます。
 数輪ずつ固まって咲く光景が多く、思わずたくさんの写真を撮ってしまいました。
まとまって咲く福寿草
まとまって咲く福寿草
お薦めポイント
ここを訪ねたら是非よってみましょう。

オリジナルジェラートの店 リスの森:網走市呼人418 電話0152(48)3053
 定休日:なし。
リスの森看板  北見から網走へ向かう国道39号線沿い、呼人で天都山への分岐の直前右側にあるアイスクリーム屋さんです。天然素材の旬のジェラートが売り物。。
 名前の由来を聞きましたら、リスが来ると言われました。
 エゾリスですか?と聞いたらそうだという話ですが、何故かパンフレットの絵はシマリスです。

リスの森の店  店の近くまで山があるので、リスが来るのもうなずけますが、「人がいないと来る」との話で、どうしたらリスに逢えるのか、考えてしまいます。
 口の肥えた、協会のスタッフ達にもジェラートは好評でした。種類もとても多くて迷うほどです。

[デザイン変更:2002年5月12日]

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