野幌森林公園のエゾエンゴサク他

エゾエンゴサク
エゾエンゴサク。(野幌森林公園大沢口/2001年5月4日)

野幌森林公園

アカゲラ 昭和43年に北海道100年を記念して設定された道立の自然公園で、大部分が江別市、一部が札幌市と北広島市と、3市にまたがる2,051ヘクタールの広大な森林公園です。標高20メ−トルから90メ−トルの丘陵地帯にあり、千歳川と豊平川の支流が入り込んで複雑な地形を形成しています。この地域は温帯から亜寒帯への移行帯にあたるため、両方の植物が混在して生育しています。このため動植物の種類が豊富で、巨木も多くあります。
 ハローねっとジャパン北海道発 自然 によると、自生の樹木約110種、人工林で約60種、野草約400種、野鳥約140種類、この他に、動物はキタキツネ、タヌキ、ノウサギ、エゾリスなどがみられ、エゾアカガエル、エゾサンショウウオなどの両性類もみることができるそうです。上の写真はアカゲラで、北海道では一番ポピュラーなキツツキです。
 案内書としては、村野紀雄著・自然ガイド「野幌森林公園」、北海道新聞社、1999年(本体1300円+税)が、写真や絵が豊富で、季節ごとの情報や散策路の説明などが詳しく、とても役に立ちます。この本の表紙はエゾエンゴサクのアップです。
 明治6年の国有林指定に始まり、現在もなお続く、開発と保護の歴史(軋轢)を、同書は詳しく取り上げています。
散策路
散策路がたくさんあります。新緑がまぶしい。

春の大沢口

看板  百年記念塔、開拓記念館や開拓村は札幌市上野幌(厚別区)ですが、これ以外に駐車場を備えた有名な入り口としては、瑞穂口、トド山口、登万別口、大沢口があります。
 今回は大沢口から入りました。写真のマップで、赤丸で囲んだ、公園の北西側です。実を言うと、2時間近く歩いても、見れたのは赤丸の中だけでした。
 2001年5月4日、前日3泊4日の道東旅行から戻ったばかりなのに、近いし天気も好いので出かけました。駐車場はいっぱいでしたが、他車に習って公園脇の路傍に駐車。そのすぐ傍の林には、トップのエゾエンゴサクが満開です。この花は注意してみれば、道内何処でも見れる、とても多い花のようです。

他に多く見られた花

ザゼンソウ
ザゼンソウ。色違いの水芭蕉
 目に付くのが上の写真のザゼンソウ。水芭蕉の仲間で、色が紫色です。臭いが強いようで、人気がありません。
エンレイソウ  ニリンソウも多く見られます。イチリンのこともサンリンのこともあるといいますが、これも何処でも見られる花です。水芭蕉は終わりかけていました。
 写真のミヤマエンレイソウは、まだ少し早い感じでした。開ききった花がなかったです。
 谷の下ではヤチブキ(エゾノリュウキンカ)が満開でした。

季節ごとの訪問を

苔の椅子 通路をウォーキングする人、ジョギングする人、子供連れで騒ぐ人(小鳥が逃げてしまう)、何故か下駄で歩く人もいましたが、たくさんの人が公園に入り込んでいます。やはり多いのは、図鑑や双眼鏡、カメラを持った自然愛好家、といた感の人たちでした。
 所々に椅子やトイレの他に、灰皿と思しきものまであり、サービス満点です。写真は、すっかり苔むした木の椅子で、苔に悪くて座れません。

 森林浴は気持が良いですが、本当の山に入るには、それなりの装備もいるし、危険(クマやダニなども)も伴います。ここは全部が天然の山野ではありませんが、動植物が豊富で、危険はありません。
 特に花は見頃が限定されていますので、季節ごとに訪れれれば、色々な野草の開花を楽しむことが出来ます。野鳥はもとより、キツネやリスなどの動物に遇えるかも知れません。

 なお、駐車場は、百年記念塔のあるあたり以外は無料で、森林公園も無料で入園できます。

[デザイン変更:2002年5月12日]

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