ワッカ原生花園のエゾスカシユリ
ワッカ原生花園
オホーツク海岸にはたくさんの有名な原生花園がありますが、周囲から牧草や雑草などが侵入し、放置しておけば衰退していきます。サロマ湖の一番網走側の砂洲の上の、ワッカ原生花園は車の乗り入れ禁止など、管理がうまく行っています。この辺りは常呂(ところ)町に属し、網走国定公園の区域です。 常呂町ホームページ:ワッカ原生花園の開花状況があります。「しせつあんない」でセンターの紹介をしています。 写真は同原生花園のパンフレットです。このようにエゾスカシユリが満開のときに訪ねてみたといつも思っていますが、勤めの身では難しい。
同じパンフレットの地図の部分です。原生花園は幅200〜700mの、約20kmに及ぶ砂洲に広がっていて、平成13年(2001年)に北海道遺産に選定されました。ワッカとはアイヌ語で「水」の意味です。砂洲の中に、花の聖水「ワッカの水」と言う真水の湧水があります。
写真の建物はワッカネイチャーセンターです。トップの写真は反対側から見たもので、黄色い花はセンダイハギです。展示や情報提供、お土産の販売の他に、貸し自転車や乗り合い馬車もあります。 歩行でしか入れない細い道が多いので、出来れば歩いてみたいものです。
センター内部には、写真のように「花暦」と称して、現在の開花状況が写真付きで貼り出されています。文字は花の色ですね。花の最盛期である6月〜7月中旬は、エゾスカシユリ、エゾカンゾウやハマナスなどが咲き乱れます。 咲いていた花々
ワッカ原生花園には森や草原、砂丘や湿地まであって、多様な生態系の中に、帰化植物を含め約300種類以上の草花が咲き香り、野鳥の繁殖地となっています。この日は、ノビタキやヒバリをたくさん見ましたが、私のカメラと腕ではこれくらいがやっと。 花はセンダイハギ、ヒオウギアヤメ、ハマナス、エゾスカシユリ(蕾が多い)などが咲いていて、HTBの北海道花情報に投稿しました。
ヒオウギアヤメは部分的にかたまって咲いていました。黄色いセンダイハギ、赤いスカシユリ、ハマナスの間では紫色は遠くからでも目立ちます。今が盛りと言う感じでした。
ハマナスは、場所によって咲き方に随分差があります。写真は普通のたけでたくさん咲いていますが、全体では蕾の方がまだまだ多かったです。 また風の強いところでは、ひどくたけの短いものもあり、今回の旅のページ「2003年初夏・道東の旅」のタイトルに使いました。
スカシユリは花弁の付け根に隙間があって、透けて見えることからこう呼ばれます。エゾスカシユリは今咲き出したところで、まだ開ききっていない花や、蕾がたくさん見られました。エゾカンゾウより赤くて、鮮やかな印象です。 花の最盛期(毎年変わります)に訪ねるのは本当に難しいですよ。
[作成:2003年7月11日]
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