移入動物の話
このページは、掲示板への書き込みなどをまとめた、別館の2001年8月1日の写真絵日記を整理し、書き直しました。アライグマのGIFアニメは 移入動物とは移入種は、これまでは帰化動物・帰化植物と呼ばれてきましたが、それでは生存をすでに認めた意味合いをもつこと、また、国内で移入したものをも表すときに相応しくないため、現在では「移入種」という言葉が使われるようになりました。移入哺乳動物の現状
日本で現在、問題になっているのは、伊豆大島と鎌倉のタイワンリス、北海道や本州のアライグマは(日本自然保護協会>ライブラリ>移入動物問題・エイリアン スピーシーズ が詳しいです。北海道内のアライグマの分布図もあります。 )、西日本のヌートリア(「ヌートリア」って?<田舎で暮らそう!)、北海道のミンク、など多数あるようです。上の写真は兵庫県で2004年12月にsikaさんが撮影されたヌートリアです。可愛いと餌を貰っているそうです。
右の写真は、サッポロさとらんどで撮った子供の飼いウサギです。これはラビットで本来北海道にはいません。道南の渡島大島という島に飼いウサギが放たれて繁殖し、本来の野生のアナウサギに戻ってしまい、島の植生まで変えたそうです。海鳥の繁殖に影響が出てしまいます。北海道のアライグマ
1997年から駆除が始まり、恵庭市、長沼町、由仁町の3市町で同年に193頭が罠や狩猟で駆除されました。現在農業被害は空知、石狩、胆振地方に広がっており、他の野生動物や鳥類に影響が出ています。野幌森林公園のアオサギの営巣の破棄もアライグマの関与が疑われています。 アライグマは繁殖力が強く、木にも登れば、水にも強くて、天敵に当たるものがいません。そのため増加を続けて、1999年の年間捕殺数は489頭、2000年は11月末で684頭になりました。 心配なのは、地区別の捕殺頭数を見ていると、先進地の恵庭市が減っているのに対し、周辺部とも言うべき中空知や胆振で増えていることです。このままだと次は北空知や日高・・・? 何故アライグマが増えたか、上記「移入動物問題」より引用します。
『それにしてもなぜアライグマがこれほど逃亡することになったのだろう。背景には、70年代後半に放映された人気アニメ「あらいぐまラスカル」によるブームがある。独特の姿やしぐさの愛らしさが人気を呼び、一時はペットとして数万頭が輸入された。だがアライグマは、幼獣のときは人間になついてかわいいものの、成獣になると気が荒く凶暴になる。野生動物として飼育することはできても、決して?ペット?向きの動物ではないのだ。そのため、飼い主が持て余して放獣する結果を引き起こしてきた。』飼育動物を安易に野に放ったことが、最大の原因ですが、いまこそ官民あげて対応しなければ、取り返しのつかない生態系の乱れが来たされます。上記「ヌートリア」って?には、イギリスにおける10年がかりのヌートリア対策の紹介があります。 (上の写真は2005年3月21日、苫小牧市でみっこさんが撮影されてものです。見物人に追い詰められて木の穴へ避難しました)。 北海道のホームページは肥大化してしまい、目的の部位に辿り着くのが難しいものもありますが、トップページで検索をかけると、予算まで判って面白いです。 道HP(リンク集にあります)> 環境生活部 > 環境局 自然環境課 >動物の愛護および管理に関する情報(自然環境課) >に、ペットの飼主の義務や移入動物に関する注意などがあります。ペットを飼われている方、飼いたい方、一度ご覧下さい。 特定移入動物平成13年3月に制定された「北海道動物の愛護及び管理に関する条例」(平成13年10月1日から施行)では、特定移入動物として、道外から移入された動物であって、アライグマ、プレーリードッグ、フェレットその他の野生化した場合に北海道の生態系をかく乱するおそれがあると認められるもので、規則で定めるものをいう、としています。これらに対しては、○販売時の適切な説明、取扱実績等の記録と保管 ○飼養の届出 ○逸走の防止、生殖の不能措置 を、罰則付きで定めています。詳しくは上記の自然環境課HPでどうぞ。 (誤りや、不適切な表現があるかも知れません。ご指摘頂ければ改めます。2001年8月1日の別館の写真絵日記を、8月2日、3日、5日に書き直し、8月6日に独立ページにまとめました)
[リンク確認、レイアウト改訂:2002年1月30日]
[再リンク確認、再レイアウト改訂:2003年7月26日] [子アライグマの写真追加:2003年8月7日] [ヌートリアの写真追加:2005年4月21日、アライグマの写真交換:5月6日 道のページのリンク修正、子アライグマの写真削除:2007年9月1日] |