ふきだし公園
京極町、ふきだし公園の水汲み場(2004年5月20日)

はじめに

 水道水とは明らかに味が違います。
 塩素の匂いもありません。ここ数年は愛飲しています。そのまま冷蔵庫で冷やして飲んだり、お茶やコーヒーに使います。

 エキノコックス症のことを心配する人もいますが、キツネの糞が直接人の口に入るような行為を避ければ大丈夫です。沢水を飲んだり、野イチゴを食べるのは危険と思います。このことにつては、野生動物のページの「キタキツネ」で詳しく触れました。湧水・地下水にはキツネの糞は入りえません。
 一般市民向けの北海道のエキノコックスのホームページが解りやすいです。

  環境庁選定の日本名水100選(1985年)には北海道では京極、千歳、利尻の3個所が入っています。

 おいしい水の条件は、ほどよいミネラル量で、臭いがなく、水温が低いこと。
 硬度とは水中のカルシウムとマグネシウムの量のことで、海外のミネラルウォーターで、喉に引っかかる感じがするものは、硬度が高いものです。
 ちなみに360mg/l 以上はは硬水、180mg/l 以下が軟水で、厚生省は50mg/l 以下をおいしい水の条件としています。ふきだし湧水は23mg/lです。
この項は、JR北海道車内誌No.152(2000年10月号)から引用しました。

 相互リンクの名水大全には日本の2800名水があげられ、その中で北海道では全107名水がリストアップされています(2005年11月30日現在)。

 湧水は細菌的に問題ないようで、2ヶ月くらい保存しても変になったことはないです。
 車のトランクにポリタンクを積んで(「ポリタン族」と言います)おきます。
 ポリタンクはたいてい現地で買えますが、高価なことが多いです。大きい空のペットボトルを、段ボール箱に並べて、たくさん持って行けば、環境面でも望ましいですね。

 水量や取水口が少ないと順番待ちになることがあります。バンにいっぱいポリタンクを積んでくる人(商売に使う?)もいますので、待たされることもあります。

 今回のリニューアル(2001年12月8日)で、地域別に名水ポイントをわけましたが、おおよその便宜的な分類です。

道南地区

鹿部湧水園(鹿部町)

閉鎖中です。  鹿部の町外れの砂原町側の林の中にあって、駒ヶ岳の湧水です。
 道南を代表する名水でしたが、2003年夏からは管理人さんの病気療養のため、閉鎖されています。(2004年7月19日に写真を追加して、全面的に書き直しました。)

といの名水(乙部町)

といの水の説明版  道南の乙部町には、現在、町の整備した水汲み場が5ヶ所あります。非常時だけでなく、観光に役立てば、という願いがあるようで、乙部町ホームページ>観光情報>生命の泉に、「生命の泉」の詳報が掲載されています。

水汲み場  その中で、最も湧水量の多いのが、といの水です。国道に看板があって、すぐ判ります。駐車場やトイレ、売店などはありませんが、屋根つきのベンチなど、清潔に管理されています。
 2001年5月17日に立ち寄りましたが、軽四輪が一台水汲みに来ていただけでした。
 周囲の風景ものどかで、好感が持てる環境でした。

沸かして飲んでください  2004年7月3日、ひめかわの水を汲みに行きましたら、右のような看板が立っていました。
 沸かしてから飲む方が安全です。(この項、2004年6月19日に追記)

七飯岳の湧水(七飯町上藤城)

看板  2002年 2月20日の北海道新聞夕刊地方版(みなみ風)に「道南 名水めぐり」という特集がありました。11の紹介スポットの内の6箇所が、水道水や市販の飲料水として使われています。
 これはと思ったのは、写真の「七飯岳の湧水」で、七飯町上藤城22のガソリンスタンド「大清水産業」の裏手にあり、一日当り200〜300人が訪れる人気スポットとのことです。
 2002年 2月28日訪問しました。
 国道5号線沿いのスタンドにも案内の看板があり、ご自由にお持ち帰り下さい、と書いてあります。

七飯岳の湧水  函館市衛生研究所の分析結果がありました。pHは7.9、硬度は40mg/lで、水質基準に適合するとのこと。
 水量はとても多くて、次々に人が来ます。
 私達がポリタンクを1個しか持っていなかったので、写真の先客が汲んでくれました。

駐車料金100円  大清水産業は、「名水 七飯岳の湧水」を鉱泉名として、商標登録して、2002年12月13日付で受理されています(水汲み場に掲示されています)。
 勿論、無料で汲ませて貰えるのは今までと変わりありません。

 2006年8月6日に水を汲みに行きましたら、写真のように駐車料金100円を入れる箱が置いてありました。家内が6月下旬に行った時はなかったそうです。水は無料で好きなだけ汲めるので、100円は高くはありませんが、いつもより車が少なかったです。(この項、2006年8月6日に追記)

ヤクモ飲料の水(八雲町山越)

新看板  八雲町の函館側の山越と言う町の、国道5号線に「自然湧水 水汲み場 株式会社ヤクモ飲料」の看板があり、線路を渡ると、工場と水汲み場があります。
 これは新看板で、2003年9月に撮影しました。

ヤクモ飲料の水汲み場  この水汲み場は工場の門の外にあり、綺麗に整備されていて、無料で24時間いつでも水を汲めます。水道のような蛇口から流れる水は止めることなく、常に流れっ放しになっています。

車の列  この水は、ヤクモ飲料で殺菌処置され、「新緑の水」とか「北海道」と言う名で市販されています。
 水は地下80メートルから吹き上がっており、貝殻を含んだ地層を通るため、カルシウムが33.7g/lと多いのが特徴です。硬度は 97.7mg/l の軟水で、pH 値は8.3とかなり強いアルカリイオン水です。
 冷たくて、まろやかな印象です。最近は有名になって、2003年8月2日に訪問したときは、6台入れる駐車場は満車で、他に2台待っている状態でした。

 (株)ヤクモ飲料:八雲町山越288、電話 01376(2)4578
 (HPへリンク解除:2007年9月15日)

黒松内の銘水(黒松内町)

 黒松内はブナの北限で、道の駅ブナセンター、歌才湿原(花を訪ねての一ページ目)などがあります。
黒松内の銘水、水汲み場全景  水彩の森(黒松内銘水株式会社)という市販の名水があって、黒松内に工場があることは知っていましたが、汲ませて貰えることは、相互リンクしていた、れおさんからの情報で2002年8月知り、8月18日訪問しました。
 札幌からだと国道5号線を行き、道の駅を過ぎて「黒松内市街」という案内標識を右折すると、その道が道道266号線で、市街地より手前に工場があります。
 写真はは2005年10月から使えるようになった取水場で、中央に見えるのが工場です。右に注意書きの看板があります。

 水の成分はHPによりますと、Caが27.2mg/l、硬度105mg/l、pH値7.9で、これもアルカリイオン水です。
水汲み場  夜間に騒音をたてるなどのマナー違反者がいたために、2004年末より利用できなくなっていた水汲み場は、2005年10月1日から、新しい設備が市街地よりに整備され、再び水を汲めるようになりました 。AM6:00〜PM6:00の時間限定ですのでご注意下さい(黒松内.infoの記事を参照しました)。
 2枚の写真は2007年8月14日に撮影しました。
(HPが無くなったことなどを、2004年7月19日追記、止水栓について追記:8月17日、新しい水汲み場について書き直し:2005年11月27日、新HPへのリンク:11月30日、新しい水汲み場の写真追加し、少し書き直し、名水→銘水に:2007年8月16日、HPのリンク修正:2008年1月15日)


もどる 次へ