メンタルヘルス

メンタルヘルスの重要性

 働く人の健康を傷害する原因を有害要因といい、化学的(有機溶剤など)、物理的(放射線など)、生物学的(結核など)要因の他に
心理社会学的要因、があります。
 職場のストレスは、職務の高度・複雑化・人口の高齢化などによって、年々増大しています。
 ストレスによる健康障害としては

 (1)行動の偏り:出社拒否、多量飲酒など
 (2)心身症:ストレス関連疾患(心の原因でおこる体の病気)
 (3)神経症:不安神経症、強迫神経症など
 (4)精神病:うつ病が多い

などがあげられます。
 この点から、職場のメンタルヘルスは、今や生活習慣病と並ぶ重要な健康管理項目になりました。

relax  メンタルヘルス調査研究委員会の調査(1990)によると、
 中間管理職の53.7%が、対応の必要な部下を持った経験があり、その問題点は
 職場内の人間関係障害;49.4%
 意欲低下;49.1%
でした。
 医療機関を受診して病名がわかったものの44.3%が、うつ病あるいはうつ状態と診断されていました。

 労働省(当時)は、2000年8月9日、「事業場における労働者の心の健康づくりのための指針」を発表しました。この relax というパンフレットは、その指針を記述したものです。
 指針は、厚生労働省のホームページで見ることが出来ます。

 そこには、労働者健康状況調査によると、仕事や職業生活で強い不安、悩み、ストレスを感じている労働者の割合は年々増加し、平成4年の調査で約57%であったものが、平成9年の調査では約63%に達している、としています。

雪だるまのスキー  今回、私の労働衛生のページでも、メンタルヘルスコーナーを設けることにしました。
 ここではメンタルヘルスの重要性を述べ、同時に「入門ストレス」を、ついで「ストレスコントロール」を発表しましたが、ゆくゆく充実させていくつもりです。
お薦めのホームページ

職場のメンタルヘルス」心療内科医で産業医の鈴木先生のホームページ。とても判りやすくて、多岐にわたります。


参考文献

「産業医活動マニュアル・第2版増補版」医学書院,1995年
「健康測定専門研修テキスト」中央労働災害防止協会,1997年
「職場における心の健康づくり」産業医学振興財団,1992年
夏目誠・編著「働く人のメンタルヘルス」新企画出版社
斎藤茂太・監修「心のステップアップBOOK」東京法規出版
下の2冊はパンフレット(小冊子)で発行年の記述なし

その他

[リンク確認・追加:2002年11月26日]
[お薦めのホームページを追加:2003年1月29日]

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