リスに注意(帯広市)

エゾリス:森の人気者

 リスに注意の警戒標識は帯広市内に多く、実際、道を走っているリスを見たことがあります。
 他に芽室町でこの看板を見ました。


北海道のリスに関しては、「北海道のリスとシマリス」をご覧下さい。

円山公園のエゾリス
円山公園のエゾリス(2007/1/27)
 エコ・ネットワーク編「北海道 森と海の動物たち」の、「生息エリア・ひと口ガイド」によれば、エゾリスに会うには「ミズナラ・カシワ・オニグルミなど、餌になる木がまとまって生えている場所であれば、いる可能性が高い。また、冬季には野鳥用の餌台に来ることもある。夜明け前から活動をはじめるが、昼頃には巣に戻ってしまうことが多いので、早起きを勧める。」とあります。

帯広神社のエゾリス
帯広神社のエゾリス(2003/3/23)
 エゾリスは北海道全域にいます。頭胴長:22〜27cm、尾長:16〜20cm、体重:300〜410gと、エゾシマリスの倍くらいの大きさです。
 夏毛は赤褐色、冬毛は灰褐色。低地から亜高山帯の森林に生息しますが、近年森林伐採により、生息数は減少しています。

 全道森林のあるところ、何処にでもいるようです。帯広は森が多く、餌になるチョウセンゴヨウマツが豊富なため、エゾリスが多いようで、リスの住む学校リスのページ などがあります。

エゾリスを撮る作者(2003/3/29)
エゾリスを撮る作者(2003/3/29)
 札幌では藻岩山、円山、真駒内などが有名です。
 函館の湯の川温泉の山側に見晴公園(別名、香雪園)という公園があり、そこへよくエゾリスを見に行きます。右の写真はエゾリスを撮っている作者で、家内の撮影です。樹木の上のほうが揺れたり、騒がしい鳴き声がしたら、探してみましょう。時には地上を走ることもあります。

 エゾリスは群を作らず、冬眠もせず、秋に地中に埋めたドングリなどの餌を、雪の上から探して掘り出す元気者ですが、車には勝てません。
 道路で車に轢かれた姿が、斜里町立知床博物館 や、十勝毎日新聞 のホームページで公開されています。

エコブリッジ  帯広の大空団地には、写真のようなエコブリッジという、リス専用の吊り橋があり、実際、効果があるそうです。

 掘り忘れた木の実から芽が出て、森ができると言われていますが、意外なことにクルミを割るのに、5分くらいはかかるとか。

参考文献:エコ・ネットワーク編「北海道 森と海の動物たち」(北海道新聞社,1997)
「エゾリスのはなし〜身近な北の野生動物」十勝毎日新聞社ホームページ(URLは下記)

杉の枝で
杉の枝の上で。(函館市見晴公園/2003年4月28日)

木々

追記:エゾリスの会 I.I.さんのメール(要約)より

 エコ・ブリッジは、帯広のものは構造としては優れたものと思いますが設置された場所が本当に必要としている場所では無いという点が問題です。(必要としている場所が目の前にありながら、)交通事故など皆無の場所に架けて「渡った!」と喜んでいるという…情けない話です。

木々

エゾリスの本、ホームページ

エゾリス日誌
高野 美代子 著「エゾリス日誌」
北海道新聞社、1997年
定価:本体1600円+税

 札幌の藻岩山のエゾリスの写真集。

 高野美代子氏は中年になってからカメラを習い、8年がかりで、この傑作写真集を作り上げたそうで、エゾリスに対する愛情が伝わります。
 この本を開けば、必ずエゾリスファンになってしまいます。

エゾリスの不思議
南 尚貴 著「エゾリスの不思議」
北海道新聞社、2003年
定価:本体1600円+税
 旭川の嵐山公園のエゾリスが中心。

 著者は旭川市博物館学芸員で、嵐山に17年通ったと言う写真が圧巻です。

 文章は、質問への解答と言う形をとっています。


エゾリスのはなし〜身近な北の野生動物 十勝毎日新聞に、1997年8月20日から、8回にわけて掲載されたもの。森が分断されるとエゾリスはピンチ。
「かちまい」さん、このページがいつまでも保存されますよう。
白坂シマリス研究所 シマリス飼育が中心ですが、>リスの図鑑>「エゾリス」で、学術的な説明が読めます。
リス研通信 全国組織ですが、帯広市エゾリスの会との交流など、エゾリスについての記述も多いです。
でんでんのページ エゾリスの会の川畠則之氏のページ。氏は上記「エゾリスのはなし」の写真も提供しています。(でんでんのネイチャーウォッチング)。

木

いつでも会えるわけでは・・

 [付記} 札幌市の広報番組「愛・らぶサッポロ(HTB)」で、2000年10月14日(土)午前10時45分から「天然記念物・藻岩山原始林」という放送があって、期待して見ていました。
 しかしエゾリスには会えませんでした。最後の方に、エゾリス日誌の高野美代子氏が登場、「エゾリスは今餌集めに忙しいから」と。

 会いたいときに、いつでも会えるわけではありません。相手は野生動物です。
 民家の使っていない鶏小屋に来た(新得町)、家の中に食べ物を取りに来る(岩見沢)、とかいう話が、テレビのニュースでとり上げられるのですから・・・

木

エゾリスを食べた話

「え〜!リスを食べたの!」
「え〜!リスを食べたの!」(2005/11/13/函館市))
この写真とお話は無関係です。

[付記]この話は大分前に聞いたのですが、ページにそぐわないと思って書かないでいました。でも、エゾリスを食べた話は他では聞いたことも見たこともないので、記録して置くことにしました。

 食べた人は同じ会社の放射線技師のH原先生です。
 昭和34年か35年、日高のB取町で職場の仲間とスズメを焼いて食べていたそうです(私も空気銃で撃ったりして食べたことがあります。その頃の日本人はワイルドだった・・?)。
 そこへ犬に追われたエゾリスが逃げて来て、電柱に登って感電死し、地面に落ちてきました。そこで話の種にとエゾリスも焼いて食べたのだそうです。肉も少なく臭くて不味かったと・・・。
 「先生、あれは食べられた物ではありませんよ」と私に言いましたが、美味かったらリス焼きをする人が他にも出て、リスの運命が危ないと思いました。

木

円山公園のエゾリス(2006/12/2)
雪の中(札幌市円山公園/2006年12月2日)

[改訂:2003年2月15日、写真追加など:4月5日、本とリンク追加:7月27日、
リンク切れ2件に対処:2004年9月21日、リンク修正:10月3日、
リンク修正:2006年3月15日、「エゾリスを食べた話」追記:2006年11月13日
写真2枚追加:2007年2月11日]

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