倶知安駅のC11
倶知安駅のC11 207(2002年10月26日)

2007年現在のJR北海道のSL

 現役の蒸気機関車に対し、引退後展示されていたものなどを修復して走行しているものを「復活蒸気機関車」と呼んでいます。2007年夏現在で、JR北海道には下記の2機の蒸気機関車が活躍しています。

C11 171号機

大沼公園でC11 171(2007年5月6日撮影)
大沼公園でC11 171(2007年5月6日撮影)
 標茶町に保存されていたものを1999年NHKの朝の連続テレビ小説「すずらん」のため修復。前照灯が一つです。
 SLすずらん号、冬の湿原号、ふらの・びえい号、函館大沼号など。

七飯町の高架で(2007年7月21日撮影)
七飯町の高架で(2007年7月21日撮影)

C11 207号機

後から見た全景  日高本線中心に走行していたもので、静内公園に保存されていました。北海道鉄道開通120周年イベントとして2000年に復活しました。前照灯が二つあるのが特徴です。
 SLニセコ号、冬の湿原号2001(171号機と共演・重連)など。

 C11型蒸気機関車は、昭和7年(1932年)から昭和22年(1947年)までに合計381両製造されました。溶接による製造で重量も軽く、日本全国で昭和50年(1975年)まで使用されました。現在全国では上記2機の他に、3機が運行されています。

倶知安駅での機回し

遭遇

ホームにて  何十年か前の学生時代には、愛知県の実家に休みで帰省するのにSLも使いましたが、特別な思い入れはありませんでした。
 2002年10月26日、車で函館へ帰る家内を倶知安まで私が運転して送って行きました。13時45分の各駅停車に乗るので、倶知安駅前で家内と別れ、13時半頃ホームへ入ったら、何とSLニセコ号が空の客車とDL(ディーゼル機関車)と連結されてホームにいます。

離れて行く  写真を撮ろうとそのホームへ向かうと、あれあれ、客も乗せずに札幌側へ動いて行ってしまいます。
 跨線橋の窓から慌てて撮った写真です。このときの編成は(札幌側)DL・客車×4・SL(倶知安側)です。札幌からSLを先頭に走ってきたままの編成です。

二つ目玉

駅員さんが  駅の隣の踏み切りの向こうに停まりました。望遠なら何とか撮れる距離です。
 前照灯が点灯されて、二つ目玉という感じになりました。歩いて駅員さんが近付いて行きます。

DLの切り離し  私の横にも何人かのカメラマンがいました。黙々と写真を撮りました。
 機関車の前に旗を持った駅員さんが乗り込みます。DLは切り離されているのが判ります。
 タイトルバックの写真のようにさっきまでとは違うホームに近付いて来ます。客車は2両曳いています。

目の前  ゆっくりと目の前を通り過ぎて行きます。慌てて撮って構図もままなりませんが、羊蹄山の一部が入りました。

SLの後側  客車を切り離しました。後ろ側はこんなで、ヘッドマーク(エンブレム)も付いています。
 機関車を回転させる回転台がもうないので、札幌へ帰るときは、今見えている蒸気機関車の後側が編成の先頭になり、DLは後尾に着きます。
 蒸気機関車の前から撮ったのが2枚目の写真です。

後で知る

 その夜、相互リンクの SL STORY さんのBBSにその様子を書いたら、それは「機回し」と言うのだと教えられました。機回しは「折り返しのため、機関車を列車の反対側に付け換えること」だそう。知らなかった・・・。

 たまたま倶知安駅で見かけた蒸気機関車C11 207の機回しの様子とJR北海道の現有蒸気機関車についてご紹介しました。

 2005年9月25日撮影のC-11 207の写真が、別館の壁紙プレゼント にあります。

[作成:2002年11月15日、C-11 171の写真2枚追加し文章改訂:2007年7月23日]

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