Fly HAC
女満別〜函館便の窓から(2002年4月19日)
なお、"Fly HAC"は HAC 社の機内誌の名称です。

 このページでは北海道を代表するコミューター航空会社・HAC(北海道エアシステム)についてご紹介します。コミューター航空は使いようによってとても便利と思いますので、他社についても簡単にふれました。

2008年9月改訂版


注記:2002年に作成し、2004年4月1日の日本航空と日本エアシステムの完全経営統合に伴い、小改訂を加えましたが、現状に合わせて2006年8月、全面的に改訂しました。
 更に2008年1月と9月に、エアトランセの営業内容の変更に伴い改定し、写真を追加しました。

コミューター航空について

 コミューター航空とは小型航空機(現在は座席数100席以下)により、定期的旅客輸送を行うものです。

出発しようとするHAC機 出発しようとするHAC機(2006年8月14日/奥尻空港)
 アメリカのような広大な国では、町から町へと移動するのに小さな飛行機を使用することが多く、およそ50人くらいの客が乗れる飛行機での航空輸送をコミューター航空といい、こうした輸送サービスを専門に営業している航空会社をコミューター航空会社と呼んでいます。
 主要都市間の幹線輸送に対し、コミューターは比較的近距離の地域間輸送を担って運行しています。

DHC8-300(Q300)ヒマワリ A-netのDHC8-300(Q300)ヒマワリ(2007年10月3日/函館)
 以下は東京航空局のHPからの引用です。
「コミューター航空事業は、客席数が100席または最大離陸重量が50トン以下の航空機またはヘリコプターで定期的旅客輸送を行うもので、従来離島路線などで多く見られました。近年では、少量輸送であっても高速性に優れた質の高い交通手段として、鉄道やバスでは移動に時間を要し、かつ比較的需要の少ない都市間を結ぶ地域の交通機関として、活躍の場が広がっています。(東日本では)コミューター航空路線は、平成17年2月現在で47路線10社が運航されています。」(この後下記のエアトランセが運行開始。)

北海道のコミューター航空会社

(株)北海道エアシステム(HAC):本社は北海道千歳市。

 (株)日本航空ジャパン系列(出資比率日本航空ジャパン51%北海道49%)のコミューター航空会社。北海道の主要都市を結んでいます。2006年4月1日からエアー北海道(株)(ADK)の撤退により函館〜奥尻便を運行。
 航路は下の「北海道エアシステム(HAC)について」に記しました。

釧路空港へ到着したHAC機
釧路空港へ到着したHAC機(2007年9月20日)

(株)エアーニッポンネットワーク(A-net):本社は東京都。

DHC8-300(Q300)スズラン DHC8-300(Q300)スズラン(2005年12月30日/函館空港)
ボンバルディア・エアロスペース社製、56席
 ANAグループのコミューター航空会社。2008年現在、北海道では丘珠〜函館・釧路・根室中標津・稚内・女満別に就航。2002年に設立し、当時エアーニッポン(ANK)が運航していた北海道内路線を継承しました(なお、新千歳〜稚内、新千歳〜利尻便はANAの運行です)。
 主力機は写真のDHC8-300より大型のDHC8-400(74席)です。

DHC8-300(Q300)ハマナス(2008年8月17日/函館) DHC8-300(Q300)ハマナス(2008年8月17日/函館)

DHC8-300(Q300)コスモス(2008年9月13日/釧路空港) DHC8-300(Q300)コスモス(2008年9月13日/釧路空港)
 機体に花を描いた飛行機は、このページの4機の他に「つばき」もあって大島便に就航していましたが、今は ANA 塗装になりました。残りも全日空の統一カラーにリペイントする予定らしく、ネットを検索するとこの塗装を残して欲しいと言う運動もあります。

エアトランセ(株):本社は北海道函館市→東京都。

airtransse1号機 エアトランセ1号機(2006年12月31日/函館空港)
レイセオンエアクラフト社ビーチ1900D(18席)。
 函館〜帯広に2005年3月13日就航。その後新千歳〜函館・帯広、次いで函館・新千歳〜女満別に就航。
 レイセオンエアクラフト社ビーチ1900D型機(18席)使用していましたが、道内便営業不振に伴い2008年8月29日、11月に本社機能を東京都に移転すると発表しました。自社所有機の駐機場所も中部国際空港(愛知県常滑市)に移します。

北海道エアシステム(HAC)について

奥尻空港停機中のHAC機
奥尻空港停機中のHAC機(2006年8月14日)

 1997年(平成9年)9月に設立されましたが、丁度私が今の仕事に入って、札幌と函館の間を行き来することが多くなった年です。
 親会社の JAS(当時)に単身赴任割引という割引があって、HAC にも適用されるので、手続きをしました。

使用機材、就航路線

SAAB340B機内(2008年9月13日) SAAB340B機内(2008年9月13日)
 スウェーデンのサーブ社製 SAAB340B という36人乗りのプロペラ機を使っています。座席は左が1列右が2列です。一番後の席は窓がないのでがっかりするでしょう。
 本機の巡航高度は3000〜4000メートルと低いので、天気さえよければタイトルバックのように、景色がよく見えます。
 小さいですが、速くて安定しているように感じます。

釧路空港で乗客登場中
釧路空港で乗客登場中(2007年9月20日)

 2008年1月現在、丘珠〜函館、丘珠〜釧路、新千歳〜釧路、函館〜旭川、旭川〜釧路、函館〜釧路、函館〜奥尻線の道内 7路線を運航しています。詳しくは上記ホームページで確認して下さい。

こんなケースで便利

女満別空港のボード
女満別空港のボード(20027年4月19日)

 沖縄サミットがあった年の4月末、警備に派遣される道警の隊員の健康診断を一週間でしました。スタッフは函館、旭川、北見、釧路の順に、午前中に半日健診して、午後バスで次の町に移動します。私は函館→旭川と釧路から函館の家へ帰るのに HAC を利用しました。列車や車とは比較にならない短時間で移動できます。

その時は古い塗装でした。  トップ写真とボードの写真、この写真は、2002年4月19日、仕事が終わった午後、北見でレンタカーを借りて半日観光し、夕方の HAC で女満別から函館へ向かう便(今はありません)を利用したとき撮りました。塗装は当時は JAS 塗りでした。

 旭川や函館から釧路へ行くときなど、とても便利と思います。


[作成:2002年8月13日、レイアウトと写真のリンク先変更:2003年11月3日
JALとJASの統合とエアァトランセにふれ、ADKのリンクも修正:2004年10月13日
改訂版作成:2006年8月15日、DHC8-300(Q300)スズランの画像追加:11月23日
エアトランセ1号機の写真追加:2006年12月31日
エアトランセの就航内容変更など改訂、画像3枚追加:2008年1月13日
トップ写真変更、画像1枚追加:2008年1月15日]
エアトランセの期間限定の女満別函館便再開ニュースを:2008年4月26日]
エアトランセの道内撤退を記述し、花の飛行機の話と画像を3枚追加:2008年9月19日]

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