夕陽の根室駅ホーム(2007年3月8日)
夕陽の根室駅ホーム(2007年3月8日)

北海道の頭端駅

はじめに

 行き止まりで、そこより先の無い駅のことを頭端駅と言います。文字通りの終点の駅で、とても旅情をかき立てられます。

函館駅の連絡通路から見たホーム(2009年1月26日) 函館駅の連絡通路から見たホーム(2009年1月26日)
 厳密には頭端式ホーム(櫛型のホーム)を持つ駅のことを頭端駅と言うようですが、線路が行き止まりで、列車がバックをしなければ発車できない構造の駅を頭端駅と言っていることが多いです。
 写真は北海道最大の頭端駅、函館駅の連絡通路から見たプラットホームです。すべて平面で構成されています。


遠軽駅駅名表示板(2007年3月4日) 遠軽駅駅名表示板(2007年3月4日)
また、北海道では遠軽駅がホームの構造が頭端式の、スィッチバック(折り返し)型の駅ですが、向きを換えるだけで列車は進行し続けるので、このシリーズからは外しました。

 JR北海道には頭端駅が10駅あります。写真はすべて揃いましたので、順次発表します。

 なお、本シリーズ作成には、2008年春まで私が産業医をしていた応用地質(株)札幌支店の増田博昭さんのご協力を頂いています。



根室駅

根室駅のホームの端
根室駅のホームの端

 根室で仕事中の2007年3月8日、少し明るい内にホテルに戻ったので、根室駅のホームの写真を撮りに行きました。北海道は広いので、頭端駅はたくさんあります。いつか全部行ってまとめたい、とこの時に思いました。
 写真を撮りたいと頼んだらホームへ入れてくれました。丁度夕日の時間です。
 線路は画面中央の×印の札の場所で終りです。

 判りやすい 少し大きい写真(←クリック)を画像掲示板に投稿しました。

日本最頭端駅の看板 日本最頭端駅の看板
 誤解の無いように書き添えますと、日本最東端の駅は隣の東根室駅です。
 今では、日本最東端の有人駅と書いてあるそうです。

JR根室線(愛称・花咲線)根室駅 - MSN産経ニュース (写真も載っています)

車輪止め 車止め
 駅舎の外に出て、車止めを撮りました。
 ここから先に線路はありません。頭端駅には車止めがあります。

1つ手前が東根室駅 1つ手前が東根室駅
 駅名の表示には、1つ手前が東根室駅と書いてありますが、先はありません。
 遠くへ来たなと、実感させられます。

ホームの端から見た全景 ホームの端から見た全景
 列車の進行方向のホーム先端から全景を撮りました。1面1線(1プラットホームに1乗り場)の構造です。

 プロフィールに書いたように、私は若い頃2年間根室市で勤務していました。たまたま行くので、夕方だったこともあって、駅舎などの写真を撮らなかったことが悔やまれます。

根室駅外観/2010年4月16日/増田博昭
根室駅外観/2010年4月16日/増田博昭

 2010年4月16日に増田博昭さんが撮って、送って下さった根室駅の外観の写真です。
 懐かしい光景です。

稚内駅

[写真提供:増田博昭]

稚内駅のスーパー宗谷(2009年3月8日)
稚内駅のスーパー宗谷(2009年3月8日)

 始めに書いた増田博昭さんから「未踏破の頭端駅の話題を見ました。今回出張で稚内市に行きましたので、イメージをお送りします」と、8枚写真をお送り頂きました。
 ホームの端には日本最北端の駅の柱があり、そこから振り返ると、札幌行きのスーパー宗谷2号がホームにいます。7時10分稚内発で、曇天だったそうです。
 ちなみに札幌着は12時06分です。名寄から南は「振り子で」走行しますが、それでも約5時間かかります。私もスーパー宗谷で何回か稚内へ行きましたが、定宿のホテルのある隣の南稚内で降りていました。

稚内駅 稚内駅
 稚内駅舎です。3月始めなので雪が残っています。
 私は出張中の仕事後の観光でこの駅へ行きました。

駅舎には最北端の駅と書かれています 駅舎の「日本最北端」の文字
 駅舎の駅名は「日本最北端 稚内駅」です。
 宗谷地方では「日本最北端の〜〜」がとても多いです。宗谷岬のガソリンスタンドもそう書いていました。

隣の駅は南稚内駅 隣の駅は南稚内駅
 1つ手前は南稚内駅で、ここには宗谷支庁や稚内警察署などの役所も多く、特急が停まります。
 仕事上の定宿が南稚内でしたので、いつもそちらで降りていました。

ホームの端 ホームの端
 こちらがホームの端です。先程の文字が書かれた柱が立っています。
 文字通り、ホームの日本最北端ですね。

線路の終わりの立て札 線路の終わりの立て札
 線路の終わりの立て札です。
 やはり最北端の線路と書いてあります。

(付)北埠頭ドーム

 終戦前は車止めの先にも線路が港の北埠頭まで続いていました。下の写真は、旅行記の 稚内・冬景色 で使っているものです。
 こちらまで足を伸ばせば最高です。

北埠頭ドーム(2001年2月13日)
北埠頭ドーム(2001年2月13日)

 大正時代の終わりから、樺太との間に稚泊(ちはく)航路(稚内−大泊)、稚斗(ちと)航路 (稚内−本斗(ほんと))が開設されていた稚内港は、北方交通の要衝でした。
 今も観光地として人気の高い北埠頭ドームは、北埠頭が旧樺太航路の発着場として使われていたとき、ここに通じる道路や鉄道へ波の飛沫がかかるのを防ぐ目的で、昭和6年から昭和11年にかけ建設された防波堤です。
 老朽化が著しかったため、昭和53年から3年間、全面的に改修工事が行われ、昭和55年にその独特の景観がよみがえり、高さ13.6m、柱の内側から壁までが8m、総延長427m、柱の総数70本、半アーチ式の構造形式です。2001年に北海道遺産に指定されています。
稚内市ホームページ から参照、引用しました。)

次のページは様似駅と増毛駅です。

[作成:2009年10月8日、稚内港北埠頭について記述追加:10月9日
遠軽駅の駅名表示板の写真追加:11月3日
根室駅の外観の写真追加:2010年7月16日]

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