草を食べるコクガン(2013年12月21日/函館市)
草を食べるコクガン(2013年12月21日/函館市)

草も食べるよ

コクガンの普通の食べ物・食べ方

 愛用の亜璃西社の北海道野鳥図鑑には、コクガンは「通常は沖合で休息し、干潮時になると海岸の平磯へアオサやアマノリ、アマモなどの海草を食べに飛来する」と書かれています。
 そんな海草を食べる写真を、別館の写真絵日記から先ず選んでみます。

泳ぎながら餌を取る(2011年1月22日/函館市)
泳ぎながら餌を取る(2011年1月22日/函館市)

 一番よく見る、海上を泳ぎながら餌を採るシーンです。
 もっと深い場所では、カモやハクチョウのように逆立ち採餌をします。

岩に登って餌を取る(2012年1月6日/函館市)
岩に登って餌を取る(2012年1月6日/函館市)

 干潮になって水中から現れる岩には海草が付いています。
 岩に登って餌を食べる光景は、岩場ではよく見られます。

斜路の海草を食べる(2012年1月29日/函館市)
斜路の海草を食べる(2012年1月29日/函館市)

 海が荒れるとコクガンは港に入って来ることが多いです。
 小型の舟を揚げ降ろしする斜面を斜路と言いますが、斜路の潮が退いて現れる部位に海草が生えています。これをよく食べています。

浮遊する海草を食べる(2013年11月23日/函館市)
浮遊する海草を食べる(2013年11月23日/函館市)

 荒れて波がとても高い日に港を覗くと、千切れた海草が港の隅に浮いていて、コクガンたちがそれを食べていました。
 こんな光景は滅多に見られません。

2013年12月21日:地面の草を食べるコクガン

草を食べている
草を食べている

 コクガンを探しながらよく行く旧戸井町の漁港まで行きました。
 斜路にコクガン2羽とヒドリガモがたくさんいたので家内が撮りに行きましたが、逃げられました。帰ろうとしたら、何と道路側の壁の前の草地で1羽のコクガンが草を食べています。
 愛想好しでたくさん写真を撮りました。草を食べるのは初めて見ました。

人を気にしません
草を選ぶ

 丁度この頃は雪が少なくて、地面の草が殆ど雪の上に出ています。
 これは絵日記で使った写真で、草を選んでいるようです。
 カルガモやハクチョウは草を食べますからコクガンも食べれるのだと思います。

歩いて立ち去る
歩いて立ち去る

 近くで写真を撮られるのが気になるのか、そのコクガンは歩いて離れ、飛び去って港内の仲間と合流しました。
 そこで私たちもその場を離れました。

今度は2羽が草食
今度は2羽が草食

 もっと先まで鳥見に行って、帰りに再び港へ寄ると、今度は2羽が草を食べています。
 私達がいなくなって安心したのだと思います。


確かに草を食べている
確かに草を食べている

 絵日記で使った写真ですが、左の1羽の頭の部分を拡大したのが左上の部分です。
 がっしりと草の束を咥えているのが判ると思います。

夢中で食べている
夢中で食べている

 夢中で食べています。全然逃げないので家内は撮り放題なんていっていました。
 海草と違った美味しさかも知れませんが、危険を感じるのか、味を知らないのか、結局この2羽しか草を食べに来ませんでした。
 ネットで調べると、他にも草を食べる記述が少しあります。

 草を食べるコクガンを初めて見ましたので、ご紹介しました。

[作成:2014年9月22日]

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