餌をねだるハクチョウ。嘴が黄色優位だとオオハクチョウ。
2001年1月5日、大沼公園の小沼にて。息子の撮ってきた写真です。 宮島沼と阿寒にてマガン・ハクチョウ・タンチョウ 給餌と食害マガンと宮島沼美唄市の北西、月形町との境界の石狩川の少し手前に、マガンの中継地として有名な宮島沼>があります。マガンのは故郷はシベリアで、主な越冬地である仙台市北方の伊豆沼などへの渡りは、距離は4000km、最高速道100km/時という、ダイナミックなものです。同じカモ科のマガモより10cm大きく、準絶滅危惧種(1998年改訂「新日本版レッドリスト」)で、国から天然記念物に指定されています。宮島沼は国内最北・最大の寄留地で、ピークは4月中〜下旬と10月中旬頃。春には4〜6万羽が集まります。マガンの80%が宮城県で越冬するそうです。 宮島沼にて2000年5月2日に札幌から車で宮島沼へ行きました。国道12号線を使うと、峰延の少し手前に看板があって、道道月形峰延線へ左折し、約13kmで着きます。駐車場、野鳥観察センター(写真展をしていて、絵葉書類も売っていました。)があります。![]() 岸辺で休むマガン(2000年5月2日/宮島沼) 看板には現在34,600羽のマガンと200羽のハクチョウが飛来していると。 かってこの辺りは水田が多かったのですが、転作で小麦畑が増え、芽を出したばかりの小麦への食害が問題になってきました。 食害対策として、美唄市が2000年春実験した「代替採食地」には、一定の効果が認められることが、研究者の報告で確認されました。これは、沼のそばの農地4カ所計10.4haに規格外米など3tを散布し、代替採食地としたものです。東大大学院生物多様性化学研究室の牛山克巳さんが4月25日〜5月5日の11日間調査した報告書によると、4カ所のうち、工事用車両が往来していた1カ所を除く3カ所で誘導に成功しました。牛山さんは「マガンは野生動物だから餌付けすべきではない。代替採食地は食害が予想される年に必要な分だけ行った方がコスト的にもいい」と指摘しています。
北海道新聞の記事によります。
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足許まで来るオナガガモの夫婦(2000年5月2日/宮島沼) それとは対照的に、ハクチョウやカモ類は餌をねだって集まって来ます。写真のオナガガモは留鳥ではなく、渡り鳥ですが、数えてもらえません。
岸辺によるオオハクチョウとオナガガモ。(2000年5月2日、宮島沼) 翼を広げると2m余り、体重も10kgを越すものがいます。 コハクチョウはやや小さく、嘴の黄色の部分が少ないことで、オオハクチョウと区別できます。春先に、深川地方の水田に無数のコハクチョウがいて、残雪かと思ったほどでした。 阿寒にて2000年6月17日に道東ドライブをしていて、阿寒国際ツルセンターへ立ち寄りました。外の金網の中で、ツルのコスチュームを着た人がツルの顔の形を模した手で、雛の世話をしていました。暑い日でした。ここまでしないとタンチョウは増やせないのだ、というをのが現実です。 精巧な人工嘴の制作はバードカービング(野鳥彫刻)の世界的権威、内山春雄さん(50)=千葉県我孫子市=に依頼したものです。 雛は本当の親だと思っています。この模様は、札幌テレビで
で、120日間の様子が放送され、感動的でした。 ツルの親になった、古賀公也研究員(40)と助っ人の愛鳥家、小林清勇さん(48)のお二人の苦労がよく判りました。
タンチョウの雛のコスチューム飼育 (2000年6月17日/阿寒国際ツルセンター) 江戸から明治?にかけて、タンチョウは日本各地で見られました。「鶴の恩返し」の舞台は北海道ではなく、本州です。 しかし、環境破壊や乱獲のため激減し、一時は絶滅したとされました。 だが、10数羽が釧路湿原で生きのび、地元の人たちの努力で給餌に成功して、現在は約700羽が道東に生息しています。タンチョウは今は留鳥で、冬は鶴居村や阿寒町などで給餌を受け、春〜秋は道東のあちこちで見られます。詳しくは下のサイトなどでどうぞ。 2000年12月20〜22日にタンチョウを見に釧路へ行きました。 その様子は、本ホームページの北海道の旅に「釧路冬紀行」としてアップしてあります。その際、ネットで色々調べていたら、やはり地元ではタンチョウの食害が問題になっています。 保護というのは難しいものですね。 しかし、地球は人間だけの星ではありません。
[リンク確認・レイアウト変更:2002年1月27日、改訂2003年12月28日]
[リンク確認・レイアウト変更:2004年1月11日、リンク修正:2005年6月2日] |