サクラの花を咥えるニュウナイスズメのメス(2009年5月3日)
サクラの花を咥えるニュウナイスズメのメス(2009年5月3日)

カルメン

ニュウナイスズメとカルメンについて

 ニュウナイスズメは北海道では夏鳥です。スズメよりやや小さく耳羽に黒斑がありません。冬は本州中部以南で越冬します。
 2009年5月2日朝、見晴公園でエゾリスが引越しをしていると白さんから携帯メールが来ていました。公園に行って子リスを見ていると、サクラの花が房ごとあちこちに落ちています。一緒にいただうだうさんがニュウナイスズメが食いちぎっていると教えてくれました。

ニュウナイスズメのオス ニュウナイスズメのオス
 こちらがオスで、頭上から腰は栗色、喉と目先が黒いです。
 トップ写真がメスです。上面は灰褐色で、淡黄色の眉斑があり、喉は黒くありません。オスとメスで随分色が違います。街でなく林の中で暮らします。

メスがカルメンをしています メスがカルメンをしています
 ニュウナイスズメは何羽も来ていて、しばらくいるといなくなりますが、違う群でしょうかまたやって来ます。
 こうして花を咥えているのを「カルメン」と言うことを、3年前に画像掲示板で、常連さんのわこさんに教えられました。

前から見ると 前から見ると
 前から見たニュウナイスズメのメスです。
 花の付け根の花茎を咥えていることがよく判ります。
 オペラのカルメンがバラを咥えて踊る様子にたとえてカルメンと言うのですね。

斜めから見ると
斜めから見ると

 こちらは別の向きに花を咥えています。
 斜めから撮ったので羽の様子も少し判りますね。
 花をちぎって、咥えて、放り投げる一連の動作が速いので、撮るのも難しいし、花の被害も甚大です。

カルメンしていないオスです カルメンしていないオスです
 リスをたくさん撮って帰り際に、頭上のオスを撮りました。
 普通のスズメよりほっそりしていて、頭や背中の色が明るく、頬が黒くないので判ります。

今日も来ています

 翌日5月3日も子リスを見に行きました。
 ニュウナイスズメは今日も来ているので、2日分でまとめようと撮り足しました。

落花 落花
 花びらだけ風に散って舞うのは、春の風情のある光景です。
 房ごとばっさり落ちているのは、正しく落花狼藉と言えると思います。若い管理人さんが拾い集めて、一ヶ所にまとめていました。

緑のセンター前の花が被害を受けています
緑のセンター前の花が被害を受けています

 緑のセンター前の花が被害を受けています。
 センターのI市管理員さんは、今年はウソにたくさん花芽を食べられた乏しい花がニュウナイスズメに落とされていて、淋しくなったと嘆いていました。
 花見に観光バスも来ますが、野鳥の被害の説明は無いと思います。

オスのカルメン オスのカルメン
 これは絵日記に使いました。
 オスも勿論このようにカルメンをします。こちらの方が色鮮やかな分、絵になるかもしれません。

オスのお腹 オスのお腹
 下から見たニュウナイスズメのオスです。
 背景があっさりした所に止まってくれました。今正にサクラの花を狙っていますね。

 5月9日にもリスを見に行きましたが、I市さんが水に浮かべたたくさんのサクラの花を見せてくれました。まだ被害が続いています。

 トップ写真の 壁紙サイズの画像(←)を3日に画像掲示板に投稿しました。

[作成:2009年5月9日]

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