オシドリ
円山公園の池でくつろぐ2羽のオス(2002年 5月31日)

オシドリのエクリプス

オシドリとエクリプスについて

 このページは、2002年5月31日〜7月1日の、別館の写真絵日記のオシドリ関連の記述を書き直して、まとめたものです。なお、エクリプスに関しては、マガモのページにも書きました。
 下のオシドリと換羽に関する記述は、相互リンクしていた かるがもの言いぶん さん(HPを閉鎖されました)の記述を引用させて頂きました。

カモ科、Cairinini バリケン族、AIX オシドリ属
Aix galericulata オシドリ (Mandarin duck)

 体長45cm前後。森林内の樹洞に営巣し、冬期も日本にとどまるカモです。秋にはドングリを好んで食します(丸呑み)。長いことIUCN(国際自然保護連盟)のレッドデータブックで「希少種」と位置付けられていましたが、2000年度版では指定から外れました。日本・中国東北部・ウスリー・サハリンなどの水辺の林内の樹洞に営巣、4〜7月に9〜12個産卵、孵化日数は28〜31日、仔の独立まで40〜45日。
 山形県、鳥取県、長崎県では県の鳥に指定されています。

換羽(molt):マガモ属に関する記述です。
 羽根が生え変わります。一般的にいうと、晩春〜初夏の抱卵開始時期にオスの翼が一気に抜け落ち、しばらく飛べない期間(1〜2週間)を挟んではえそろいます。この時期なのは、恐らく他にやることがないからでしょう。メスの翼の換羽はおおむねヒナが孵化したあたりから始まります。この時期はヒナも飛べないので、自分だけ飛ぶ必要はあまりないのです。
 体の換羽は、翼の換羽の前後2ヶ月くらい、および翼の換羽中にかけて行われ、夏前に非繁殖羽(メスと同じような色の羽:この状態を「エクリプス」といいます)になり、冬前には繁殖羽(ハデハデな羽)になります。これは動物園でも同じなので、きれいなカモが見たい!と思ったら11月〜12月がお薦めです。

2002年 5月31日(金):オシドリ発見

 円山公園の池にはオシドリがいると言われています。家内が昼一人で見に出かけました。昼休みに携帯に電話が入り、オシドリが本当に2羽いる、とのこと。
 絵日記に使わせて、と言ったら、撮って来た写真の一枚が↑の写真です。仲良し?のオス2羽のが写っています。
 このオシドリの写真、地味な印象がします。通常オスの背中にある、大きく目立つオレンジ色の三角の羽(その形からイチョウ羽と呼ばれる)がありません。これは、エクリプスが始まったせいと思われます。
 写真は3倍ズーム機の C-200Zoom での撮影で、66%縮小をトリミングしています。明日も天気がよければ、朝行ってみます(来週は函館で仕事で、そのまま函館に帰る予定)。

2002年 6月 1日(土):再びオシドリ

オシドリ  来週は函館で仕事なので、朝円山公園によって、それから函館へ帰りました。
 オシドリは人馴れしているようで、10倍ズーム機なら大きく撮れます。おまけに家内は餌(パン)を持って行きました。ドングリを丸のみするそうですが、パンも食べます。

2羽のオシドリ  オシドリは2羽、マガモのオスが5〜6羽いました。地面の餌をハトと争っています。
 右のオシドリはエクリプス化が進んでいて、みすぼらしい感じです。左の方はイチョウ羽が右だけ残っています(スカスカ?だけど)。

2002年 6月 7日(金):こんな所にオシドリが

 カルガモを見に湯の川温泉の松倉川河口へ行きました。(カルガモの記事と写真略)

カモメとオシドリ  カルガモの他に見慣れないカモが2羽いたのですが、夕方で暗く、遠くて判りません。
 後で拡大して調べようと(こういう時にデジタルズームを使えばよかった・・・)、2枚撮りました。こちらの写真は水紋が綺麗だったので、カモメを撮った写真です。後にその見慣れぬカモが写ったのは判っていました。
 帰って調べてみますと、何と、オシドリです。首が長くなるのは円山公園の池でも見ました。エクリプスでイチョウ羽もはっきりしないようですが、この派手さはオシドリですね。
 家内の友人のKさんを通して、野鳥の会函館支部長の有馬さんに問い合わせましたら、こんな下流にいるのはきわめて珍しい、とのことでした。
 川が広いので10倍ズーム機でもきついですが、また覗いて見ます。

2002年 6月 8日(土):函館のオシドリ

2羽のオシドリとカモメ  昨日のオシドリがまだいるか、湯の川の松倉川へ行きました。同じ場所で、2羽がうろうろしています。1羽はかなりエクリプス化が進んでいます。
 体長が、カモメよりかなり小さいですね。

2002年 6月 12日(水):哀れ・・?

オシドリとマガモ
 今日の円山公園のオシドリです。家内が私のカメラで撮ってきてくれました。
 哀れな姿になりかかっていますが、エクリプスになれば目立たなくなるので、生存には有利です。派手な姿を失うのは幸せなことかも知れません。

2002年 6月 23日(日):メスかと思った・・・

メスかと思った  6月8日(土)以来になりますが、湯の川温泉のオシドリを見に行きました。
 余り綺麗なので、メスかと思ってしまいました。

まだオス  こちらはオスの面影がまだ残っています。
 2羽しかいないので、どちらもオスでエクリプス化が進んでいるのだろうと思いました。オスはメスのような羽色になってもクチバシが赤いのでわかるとのことです。

2002年 7月 1日(月):4羽のオシドリ

4羽のオシドリ
 珍しく午前中の仕事でしたので、ちゃんと年休をとって、午後円山公園の池にオシドリを見に行きました。いつもの池はマガモばかり20羽近くいましたが、オシドリはいません。
 もう一つのコイのいる池(道路側)に行ってみると、何と4羽のオシドリがいます。すでに4羽ともメスのような色・形ですが、クチバシが赤い・・・。


[作成:2002年7月8日、レイアウトなど変更:2003年12月27日、
かるがもの言いぶんのリンク解除:2007年4月25日]

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