お馴染みさんが餌を貰っています
お馴染みさんが餌を貰っています(2005年2月4日)

白鳥台セバットとは

 JR大沼公園駅から函館と反対側に歩いて約10分のところに「白鳥台セバット」という、湖が氷結しない場所があり、毎年3月中旬ぐらいまでオオハクチョウがいます。セバットとはアイヌ語で狭まった場所の意味だそうです。
 ここには40台駐車できる無料の駐車場があり、給餌する人が多くて、鳥たちが大騒ぎ。
 小さいのは殆どマガモです。ウトナイ湖ではカモは殆どがオナガガモですから、この点は不思議です。
 ハクチョウ水場の氷割り、餌やりは、大沼自然ふれあいセンターを運営する (財)自然公園財団大沼支部 が行っています。

セパット異変

 セパットの鳥のことは、旅のページの「大沼公園・春夏秋冬」の 冬(大沼の鳥)新春(鳥 part2) でとり上げました。
 ここで写真を撮ったのはオオハクチョウ、マガモ、キンクロハジロ、ホオジロガモなどで、後2者の写真はカモの仲間 でここで撮った写真を使っています。
 2005年2月4日金曜日、八雲で午前中に仕事が終わり、スタッフは健診バスで札幌へ帰ります。大沼公園まで家内が車で来てくれたので、私は特急北斗を大沼公園駅で降りました。食事後、セパットへ行くと、家内が黒い鳥がいる、と言います。

2羽のオオバンです
2羽のオオバンです
 数羽のオオバンがいました。ここでは初めて見ます。帰ってから調べたら、今年1月14日の北海道新聞夕刊道南版「みなみ風」に載っていました。本来は夏鳥ですが、秋が暖かかったから帰りそこなったらしいそうで、10数羽いるとのこです。写真に2羽写っているのがオオバンで、雌雄は同色です。

氷の上のオオバン
氷の上のオオバン
 夏鳥としても道東方面にいることが多いそうです。
 亜璃西社の「北海道野鳥図鑑」には「あまり数は多くない。夏鳥。不凍水域では一部越冬。」と書いてあります。本来は冬は本州に帰っているのですから、氷の上に立つのは冷たい体験ですね。
 足指には「弁足」というひれ状の水かきがあります。
 

泳ぐオオバン
泳ぐオオバン
 バンと同じくツル目クイナ科に属します。大きさはバンが32cmに対してオオバンは39cmとかなり大きいです。
 非常に警戒心が強く人のそばには来ないのが普通ですが、こういう環境では他の鳥の影響を受けて、餌を貰いに来ます。

野生のガチョウも

野生のガチョウ 野生のガチョウ
 この日の目的は、1月29日の同じく「みなみ風」に載ったガチョウを見ることでした。
 このガチョウは一羽だけで、シナガチョウとのことです。
 苫小牧川にいる野生の5羽のガチョウのことは、野生動物のページに「苫小牧川のガチョウ」としてまとめました。そちらはエジプト起源のヨーロッパ系のガチョウだそうで、大きさ(こちらの方が小さい)やクチバシの形が違うように思えました。手前はオオハクチョウです。

ガチョウの正面顔
ガチョウの正面顔
 ガチョウの正面顔です。クチバシがコブが付いたようになっているので、ちょっと複雑な顔です。
 もともとガンを家禽(かきん・家畜の鳥)化したものなので、もとのガンの面影が入るのです。

賑やかですよ

マガモの喧嘩
マガモの喧嘩
 餌場でマガモのオスが喧嘩していました。
 たいていは一羽が逃げて、もう一羽が追いかけて、戦いはすぐ終わるのですが・・・

まだまだ続きます
まだまだ続きます
 何が気に食わなかったのか、戦いは長く続きます。
 他の鳥は迷惑そうに避けていました。
コブハクチョウもいました
コブハクチョウもいました
 大沼といえばコブハクチョウが有名ですが、ここしばらくは大沼では見たことがありませんでした。
 ここに一羽だけいて、意外に思いました。コブハクチョウに付いては「洞爺湖産れ」に詳しく書きました。

餌を拾うオオハクチョウ
餌を拾うオオハクチョウ
 見物人が投げたパンなどの餌が水底に沈んでしまうこtがあります。
 浅いところなら首の長いオオハクチョウが、水面に首を突っ込んで拾って取ります。マガモもハクチョウも普通は潜水出来ない(しない)ので、首が長いほうが有利です。
 
 冬のセパット、色々見られて楽しいですよ。2月が見頃です。
[作成:2005年2月12日]

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