羽が茶色っぽいです
羽が茶色っぽいです(2005年4月2日)

茶羽のクマゲラ

早春の苫小牧へ

 舞台は 手乗り野鳥の林苫小牧のエゾリス シリーズと同じ場所です。今回は場所については書きません。
 画像掲示板に苫小牧のMさんや、千歳のKさんが、林にはカップルのクマゲラが活動していて、メスのクマゲラの羽が茶髪のように茶色っぽいと、情報を下さいました。まだ野鳥の手乗りも出来そうとのことで、2005年4月2日、函館へ帰るのに札幌で午前6時に起きて、真っ直ぐ林へ行きました。

旧居から顔を出す
旧居から顔を出す
 昨年子育てをしていた穴を修理していました。その時のカメラの砲列と子供のクマゲラを同日の写真絵日記でとり上げました。
 上半身を出したところです。頭頂部の後半分が赤いのはメスです。そのあたりのことは 公園のクマゲラ 春編 に書きました。

旧居を覗く
旧居を覗く
 旧居に顔を突っ込んでいます。
 突付いてもいましたから、修理と言うか拡張作業をしているのではないでしょうか。
 羽や尻尾の先端、背中や肩の辺りが茶色がかっていますね。今まで数羽のクマゲラを見ていますが、こういう色は初めてです。
 色素が薄いのか、一時的なものなのか判りません。知っている方がいらっしゃいましたら教えて下さい。

顔が見えます
顔が見えます

 これは家内の撮影です。顔が見えます。
 まだ子育てをしている訳ではないので、カメラマンは余りいません。大きいクマゲラがすっぽり入っているのですから、広い穴なのですね。

羽ばたき
羽ばたき
 木の表面を移動して餌をとっていて、羽ばたいたところです。
 
 実はもう一つ、別の木に穴を掘っていて、行ったり来たりしていました。

新しい穴です
新しい穴です
 こちらはまだ作りかけで、小さい穴です。
 通りがかったご婦人達が「昨日、交尾を見たよ」と教えてくれました。
 この写真を撮っている私のそばにいたウォッチャーさんが、「間に合わないよ」と言いましたが、本当にそんな感じです。

 前の穴と周囲の木肌の模様が違います。

こんな色
こんな色
 すぐ木の下まで行って家内が撮った写真です。
 茶色の部分が良く判りますね。

 茶色の熊はヒグマですから、これはヒグマゲラ・・?(冗談ですよ)

その他に見たもの

 この林にはカワセミやヤマセミなどの野鳥、ヒグマやエゾシカ、アライグマ、エゾリスなどいて、野生の宝庫です。

鹿の糞
エゾシカの糞
 短い木が植えられて、草地になっている方には、写真のようにたくさんのエゾシカの糞が落ちていました。夕方になれば出て来るのでしょう。
 この日もこちらでお会いした常連のMさんはエゾシカの角(春に自然に抜ける落角・らっかく)を2本拾ったと聞きました。

逃げるエゾリス
逃げるエゾリス
 エゾリスは2匹見ましたが、忙しそうに走っていて、近くには寄って来ません。
 こんな風に林の中を走って行きました。

野鳥の手乗り
野鳥の手乗り
 春になって雪も大部分融け、給餌台には餌も豊富ですから、真冬のようには野鳥の手乗りは出来ません。 それでもハシブトガラが何回か手に乗って餌を取って行きました。
 この感覚、前にも書きましたが病み付きになりそうな感じです。

茶羽の訳?(2005年5月追加)

 2005年5月5日、D.I.さん(Birrrds !!!  〜野鳥動物撮影記〜」 の管理人さんです)からメールを頂きました。抜粋しますと、

電柱を掘る
電柱を掘る
 『こういう薄い色の個体については近親交配の進んだ結果ではないかという見方があります。クマゲラ研究の中で、函館界隈のは薄いとか言われていたり、北東北にも薄い(=茶色い)個体が観察されています。当地では初めてかも知れません。そして、件のクマゲラは薄いという特徴が最も顕著な個体例です。
 近親交配の可能性、ということです。クマゲラの研究成果につきましては、本州のグループの書籍などに詳しいですが、「茶クマゲラ」についてはまだ調査が端緒についたというところでしょうか。』と言うものでした。

 上の写真は苫小牧のみっこさんが2005年4月27日に撮影されたもので、電柱を深く掘っています。
 昨年の繁殖巣穴のある木は深い亀裂が出来て、5月初めの段階で「危険。倒木の恐れあり」の看板が付けられています。

 書き終えた直後に、D.I.さんから再び情報をを頂きました。管理者の方の考えは、
「営巣中はこのままそっとしておき、木が倒れる か営巣終了後、伐採等の処理を考えている。その間は看板等で倒木の危険を知らせ 事故の無いよう、対応。」とのことです。
 夏までに強風が吹かねばいいですね。今年の繁殖はどうなるのでしょう・・・。

[作成:2005年4月10日、茶羽の訳?を追加:5月6日、追記5月7日]

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